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伝統漆芸 色雅【いろみやび】

コーラス㈱

色雅【いろみやび】

彩雅【いろみやび】

2023年、G7広島サミットにおいて岸田内閣総理大臣から各国首脳へ贈呈されました

彩雅

2023 年 5 月 19 日(金)から 5 月 21 日(日)、広島県広島市「グランドプリンスホテル広島」で開催されたG7 広島サミットにおいて、G7 各国首脳並びに国際機関の長へ「伝統漆芸 彩雅 万年筆」が贈呈(計 8 本)されました。

 

「各国お好みの色を選択されたようです。
米国、英国、カナダ、EU欧州理事会議長、EU欧州委員会委員長は深藍。
フランス、ドイツは蘇芳(黒みを帯びた赤)。
イタリアは淡香(オレンジがかった白)を選ばれました」
(セーラー万年筆広報、以下同)

 

彩雅ラインナップ

彩雅ラインナップ

シリーズ名「彩雅(いろみやび)」について

彩雅について

伝統漆芸 彩雅は、日本の伝統的な『彩』と、おくゆかしい美しさ『雅』を色漆で表現した筆記具シリーズです。
漆塗りの調度品(漆器)の価値は奈良・平安時代、貴族社会の富の象徴、神仏世界具現の麗美なものとして確立し、それにあわせて色漆も発展していったと言われています。
日本の伝統の美しさや奥深さ、人に潤いと感動を与える「漆(漆器)」ゆえに、ペン軸は色漆で仕上げ、桐箱に名高い真田紐と拘り、伝統漆芸「彩雅」シリーズと名付けました。

 

 

 

加賀塗

山中漆器は、石川県加賀市の山中温泉地区で生まれた伝統工芸品です。
日本の伝統工芸品とも云える生活品の食器などは、古来から木地(椀等)が主流でした。そうした中で山中地区の木地工芸品は国内で類をみないほど名を成していました。江戸時代には山中地区で漆芸品が作られ、木地に漆塗りや蒔絵が施され山中塗が生まれました。
現在、数ある国内の漆産地の中でも山中塗(近年、加賀塗とも表現される)は、漆器の特性である堅牢さや優美さを高めながら、他の漆産地でみることのできないほどの数多くの創造性豊かな漆器を造り出しています。
漆工芸は、漆の性質上、手仕事作業による熟練した職人技術が必要で、作家活動をする漆芸家にも職人気質が求められる為、創作性が高い漆工芸品も品質が優れたものとなっています。当製品に施されている加賀塗は、加賀市在住の30年近く漆芸に携わっている作家、小林已眞氏の作品です。

漆芸技法「石目塗」

石目塗について

石目塗は、漆の表面が石の肌のように凹凸になる漆塗りの技法です。
細かい石目になるものは、漆を塗った上に「炭の粉」や「乾漆粉」を蒔いたもので、その上に漆を塗って磨き出します。 また漆は空気中の水分を吸収することで固まる性質のため、乾燥には数日から数週間かかる故に漆芸品の完成までには数ヶ月を要します。
当製品は、万年筆本体のエボナイトに下処理を施す漆を塗り、その上に下塗りの漆を塗った後、色漆と同色に作成した乾漆粉を蒔き、抑えに仕上げ漆を塗ります。 その後、仕上げの色漆を何度も塗り磨いた逸品です。

 

21金ペン先

21金ペン先

セーラー万年筆独自の技術で成し得た21 金ペン先。 万年筆のペン先として多く使われている14 金や18 金に比べて弾力をもたせており、筆圧が強くかかったときでもペン先の切れ込みが開くことなく、インク切れが起こりにくくなります。 “ しなる” ように紙面を滑り、常に安定したインク供給で快適な書き味が楽しめます。 しなやかな書き心地を実現した、万年筆の原点が感じられる逸品です。

コーラス株式会社

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